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誰もが一度は利用したことがあるであろうファーストフード店の代表格、マクドナルド。われわれはこの「マック」に対して悪い印象を抱くものではなく、むしろその存在を喜ばしいものと考えているが、だからこそマックについてその謎を解明せずにはいられない。以下情報ネットワークからの貴重な情報である。1、2は一部店舗で実施されている「ドリンクおかわり自由」についてである。
ちなみに、上のルールさえ守ればドリンクは本当におかわり自由である。ある夏の日、われわれ取材班+αは「どこまでおかわりできるか」を調査しにマックへ侵入し、5人全員でオレンジジュースのLサイズを注文した。ひたすら飲み、おかわりを続け、平均4杯半を飲みきった。私は5杯でギブアップしたが、友人は7杯を飲んで倒れた。その日の残りは2人とも動けなかった。 今回はさらに3、4の情報が浮上した。まずは3について話そう。これはおそらく日本国内にはあるまい。情報は当取材局イギリス支部からのものである(注:2000年現在の状況です)。その恐怖の食物の正体、それは「ダブルバーガーの二段重ね」。標準的な日本人には大きすぎるらしく、見ているだけで気持ちが沈み、口に入れると気分がへこむという呪われたシロモノである。さらには油断すると自分が食われるという伝説もある。 さらに4について。当取材局ギリシャ支部からの特報である。「ロイヤル」というあっさりした名のこのバーガー、マクドナルド史上究極美味の逸品であるという。構成を説明しよう。バンズ(パン)のあいだにはあいかわらずのビーフ・パテ。ただし厚さは2倍に近い。その上にチーズとレタスをのせ、たまねぎのみじん切りとトマトの輪切り、マヨネーズをふんだんにかけたうえにピクルスまでのっかっている。味は他のバーガーの比ではない。真偽のほどに疑問をもつなら、きみたち自身の舌で味わってみるがよかろう。 ・メニューへ |