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だいぶ前に鍋の話題のスレが盛り上がっていたが、地域にまつわる鍋を考案してみたら面白いのではとふと思いつき、いくつか考えてみた。せっかくなので披露してみたい。 なお俺の拙い文章力では伝わらないかもしれないので、イメージ図も描いておいた。なお自慢ではないが、俺は人からよく画伯と褒め称えられる。 1、桃鍋 津田島といえばやはり、桃だろう。ぜひとも使いたいところだが、桃を鍋に仕立てるというのはかなりの難題である。 試しに「桃 鍋」でググってみたら、Google先生は俺の入力ミスだと思ったらしく、鶏もも肉を使った鍋ばかり提示してきた。そりゃ普通に美味いだろう。 難題すぎるのでひとまずイメージだけ書いておく。丸ごとの桃をふんだんに盛り込み、相性のいいモッツァレラを隙間に押し込む。シャレで鶏もも肉もぶち込んでみたら案外いけるかもしれない。 2、温泉鍋 これも今や昔の感は否めないが、津田島といえば温泉。温泉に見立てた鍋というのはどうだろう。 といってもさすがに温泉の湯で鍋は作れない。リアリティを求めて汲んできたのを注いだりしたら、保健所が飛んできてしまう。 そこでハンペンか何かで湯に浸かっている人の形を作り、鍋にインしてもらうのである。よく煮込まれてつゆを吸い変色したら、湯にのぼせた表現だと言い張れる。 ハンペンを使うのなら他の具はおでん系でよかろう。というかもういっそおでんでよい。おでんだって鍋である。 3、大葉鍋 大葉で津田島を盛り上げたい、という方がいるので便乗する手。 大葉で鍋とくればミルフィーユ鍋で決まりだ。だがここはインパクトを重視したいので、白菜、豚肉でミルフィーユを作っておいて、上からこれでもかと刻んだ大葉を積み上げる。 3、ツナ島鍋 トゥナシマナベ、と発音すればネイティブっぽく響いて外国人にも覚えてもらいやすい。 そう、ただのダジャレである。だがダジャレをバカにしてはいけない。ギリシアの有名な哲学者、小ピーニウスも述べている。 「カエサルはルビコン河を渡るにあたり、『賽(さい)は投げられた。余にサイは投げられぬが』とダジャレを言った。兵士たちを笑わせて事態の重苦しさを軽妙に払うことで、一兵残らず渡河させたのである。そのダジャレたるや、至芸というほかない」 そんな出鱈目はさておき、ツナさえ入れておけばよいのだからアレンジはしやすい。一方で津田島らしさが出るかと言えば、弱い。桃でもぶち込んでみるべきだろうか。 津田島についてはひとまず以上である。 エリアを拡大するなら、大蔵谷なら梅鍋、日村なら胃腸KO鍋(KO銀杏鍋)などが考えられる。 完 ・メニューへ |