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▽利用規約はメインじゃないの自作の画像や写真、曲、プログラムなどを素材として配布しているサイトでは、それらの素材の利用規約を記載していることがあります。自分の創作物を守るためのものですし、そういう素材をコンテスト出品物や商品の素材として使う人たちは必ず規約を確認するので、利用規約は必要なものと言っていいと思います。 ただ、ここにもバランスは必要です。事細かに規約を設けるのはまだいいとしても、必ず規約を読ませようとして素材ページへのリンクを規約の中に隠す例を最近よく見かけます。ひどいものになると隠し方が上手すぎて、なかなかリンクを見つけられなかったりします。 サイトに来た人の立場からすれば、まず知りたいことは素材の利用規約ではなく、自分の目的や好みに合う素材がそのサイトにあるかどうかです。どんな素材があるか分からないサイトの細かな素材利用規約を最初に無理やり読まされて、ちゃんと読んでくれる人がどれくらいいるでしょうか。ましてや熟読しないと入り口さえ分からないサイトでは、面倒に思って他サイトに流れてしまう人が多くなっても仕方がありません。よそに行く前にまず自分の素材を見てもらう工夫をしないと、せっかくの素材も公開していないのと同じになってしまいます。 サイトに来る人の気持ちが分かる具体例をひとつ。じつはこのページから画像集に行くことができます。この下の利用規約をちゃんと読んでくれた人だけが画像集に行けます。この利用規約は入り口の隠し方や文章表現など、これまで見たことのある「ひどい例」を集めたものです。さて、作者の力量も、欲しい画像があるかどうかも分からないサイトの画像を見るために、あなたはどこまで努力できますか? ■利用規約
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