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▽指南はなるべく肯定語で「中傷メールを出すのはやめなさい」「あなたのやり方は間違いです。こうしなさい」といった強い口調で、注意書きやマニュアルを書いてあるのをたまに見かけますが、これってほんとに効き目あるんでしょうか。 否定的な口調は、それだけで相手に不安や不快感を与えてしまいます。役立つ情報を教えてあげるにしても、「これこれは間違いだ。やってはいけない」などと居丈高に言ったりしたら「なんだこいつは」と思われ、肝心の情報を理解してもらえません。「こっちの方がいい結果が出ます」のような肯定的な書き方の方が、親切な印象になり、理解してもらいやすくなるでしょう。 注意書きも同じです。たとえ嫌がらせを受けてドタマにきたとしても、「今後二度とコレコレこういうことはしないでください!」などとトップページで叫んだりしたら、犯人以外の人はびっくりしますし、肝心の犯人はむしろ面白がるかもしれません。ここはひとつ冷静になって、注意書きを読むであろう、犯人以外の大多数の人のことをまず考えてあげてください。 それと、語尾が否定形の言葉を多用するのも考えものです。「~してはいけない」「~は絶対にやめよう」などを連発されるとなんだか説教されてるみたいです。「~するよりは…にしよう」のように肯定形で文を終えるだけで、印象が軟らかくなります。また「当たり前」「当然」の連発も人を不快にするのでほどほどにしましょう。 ・次へ ・目次に戻る |