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ウイルスとはパソコンに悪さをするプログラムです。パソコン内のデータを勝手に消したり、パソコンを壊して起動しなくしたり、パソコンから重要なデータを盗んで他の人にメールでこっそり送ったりします。セキュリティホールを利用して悪さをするやつもいます。 ウイルスはプログラムですから実行しなければ害はありませんが、見た目は普通のプログラムと変わりませんから、私たちは知らないうちに実行してしまいます。するとウイルスはパソコンや他のプログラムに感染(裏で動いてたり、プログラムを書き換えたり)して悪いことばかりします。 他のプログラムと区別がつかないということは、インターネットからダウンロードしたプログラム(ゲームも含む)や、他の人からもらったフロッピーやCD-ROMに入っているプログラムも、ウイルスかもしれないということです。もしかしたら音楽ファイルや圧縮ファイルに化けているかもしれません。
しかもWordなどのプログラムにウイルスが感染した場合、そのWordで作ったファイルもウイルスに感染することがあります。そのファイルを学校や会社に持っていってWordで開けば、そのWordもウイルスに感染してしまいます。 感染したパソコンから、自分自身のコピーをメールで、他の人に送りつけるウイルスも増えています(ちなみに自己増殖するウイルスをワームとも呼びます)。見た目上、他の人からはあなたがウイルスメールをばらまいているように見えます。でもってみんなに迷惑がかかり、あなたは白い目で見られます。ですから
ウイルス感染は絶対阻止
がネット社会のマナーです。 |